未来予知はトランジットが主流で、運行する天体の位置と出生図を比べて読んでいくとハッキリ引越しから結婚、つまりなんでも予測できます。

あまり使われていないのですがソーラーアークという未来予知手法もあり、これも非常に未来予知、過去検証として有効です。

やり方は簡単、太陽のプログレス、つまり年齢を出生図の全ての天体、アセンダント、MCに　調べたい年齢を足してそれを出生図の天体との角度を調べるだけ。

角度は０度　９０度　１８０度　のみ調べます。

ヒラリー・クリントンさんは中産階級に生まれ、知性と美貌と行動力で政界のトップに駆け上がっていったキャリアウーマンです。

彼女は大統領選を戦っていた頃、パーキンソン病に悩まされていました。

もちろん公には健康アピールをしていましたが、うなずいたら止まらない、一点凝視したら固まって動けない、階段の登り降りがひとりでできないなどの症状が出ていました。

７０歳で多忙な日々を生きてられました。

政治家というのはまとめる力、階層の世界で山羊座のエネルギー、高齢者になってから主役が回ってくる職業とも言えます。経験が必要ですから。

そして大統領選の最中、９月１１日の集会で気分が悪くなり早退されました。

車に乗り込む時も身体が硬直して支えられながら座席に倒れ込むのが映像として残っています。

その後、数時間で娘さんのマンションから元気いっぱいに現れるのですが、ダブルボディだと言われています。身長がかなり違うんです。顔立ちはもちろん似てますが若くなってるんですね。

さて、ソーラーアークで検証すると７０歳だったヒラリーさんですから出生の天体に７０を足して出生図と比べますと、

ソーラー太陽と出生の海王星９０度( 消える)

ソーラー水星と出生の太陽９０度　( 水星はヒラリーさんの死のハウス第八ハウスの統治星です)

ソーラー土星と出生の太陽の０度　(人生の終了)

３つのソーラーアークが出てくる年齢というのは稀です。

重要な事象なので複数の暗示がないと推測してはいけません。

かつ、その人の現実の状況と合わせないとダメです。

太陽と土星がソーラーアーク成立させて物事を完成したという事もあるでしょう。

土星は決して悪いエネルギーを持ってるわけではない。

どの天体もキーワードは多様です。

ヒラリーさんの出生図の第八ハウスの入り口に天王星があり月と９０度。

これは突然に他界することを示していますし、サインが双子座というのはパーキンソン病の死因のトップ肺炎と符号しています。

あまりにもピッタリなのです。

その後ヒラリーさんはずっとダブルボディだと言われています。

選挙戦もその方が戦ったのです。

NBA のスター、コービー・ブライアントが自家用ヘリコプターで亡くなり話題となりましたが、これもソーラーアークが強く出ていました。

ソーラーアークに出ないで事象が起こることもあります。

占星学の巨星ノエル・ティルはソーラーアーク法を非常に重要であると考え、分厚い素晴らしい著書があります。

お読み頂きありがとうございます

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ソーラーアーク技法と第八ハウス。ヒラリークリントン氏は2016年9/11に亡くなっておられます。